部分練習
ピアノの練習の仕方は人それぞれですが、基本的には
1.まず右手と左手を別々に 2.弾けない所だけ繰り返し練習
の二つです。 どこの教室でも教えていると思ったら、2の「弾けない所だけ繰り返し練習」を知らない方が意外と多い事に気がついたので今日はそのお話を。
2のような練習方法を「部分練習」と言います。 やり方は簡単で、弾けない所にマルをつけて、そこを繰り返し練習するだけ。
人によって色々こだわりがありまして、
●間違えたフレーズだけ練習する人。
●「難しくない箇所でも前後の文脈で間違えることがある」ので、弾けない所の前後も毎回練習する人。
●逆に1小節を数音に分解して、2,3音に絞って繰り返す人。
様々です。
ポイントは、「印をつけた所から練習を始める」こと! こうすると練習時間が短縮出来ます。
どういうことかと言いますと、
普通はまず最初から通して弾いて、間違えたらそこでストップ。 その部分を何回か繰り返して、弾けるようになったら次へ。 みたいな感じだと思うのですが、これだと無駄が多い。
大抵は、いつも同じ箇所でつまづくものなので、そこをクリアしてから最初に戻った方が時間の節約になります。
私の場合、鉛筆で大きくマルをつけたら、楽譜を片付けないで広げたままにしておきます。そうしておいて、夕飯の支度などのちょっとした合間にそこだけ練習します。 鍋にお湯が沸くまでの数分で、1小節を5,6回繰り返します。案外この積み重ねで1曲弾けちゃったりするので驚きです。あ、揚げ物の時はやっちゃダメです。気をつけてやってくださいねー!
もちろん、レッスンには練習しないで来ても良いですよ♪ 気楽な教室ですから。
お家でやりたい方は参考にしてください。 楽器のない方も、部分練習の考え方は覚えておいて損はないと思います。
主婦の方の時間管理術、ちょっと興味がありますね。 良い方法があったら、教えてください。