ジャンベ教室
夏休み恒例ワークショップ、今年は西アフリカの太鼓(ジャンベ)教室を開催しました。講師は以前にもお世話になった、アラカリさんです(^^)
来月は中国でワークショップをやるそうですよ。ご活躍ですね♪
さて、講座は「リズム」のお話から始まりました。一番原始的なリズムは、身体の中で刻まれるリズム。それぞれが違うビートですがピタリと合うと、とても気持ちが良いそう。2チームに分かれて同時に違うリズムを叩く、ポリリズムにチャレンジしました。叩いていくうちに、不思議なうねりが生まれます。
普段、楽譜を読んで演奏しているピアノ弾きにとって、リズムが体内から湧き出るものというお話は魅力的です。普段のレッスンではどうしても読譜の指導に偏りがちでリズムの楽しさまで教えきれていないのですが、これではいけません。ピアノは打楽器なのですから。
かつては言葉の代わりに使われていたこともあるアフリカの太鼓。人と人とが繋がって、遠くにメッセージを飛ばす。通信の原型がここにあります。叩いてみると、とても大きな音が出ました。
後半はみんなで輪になって、盆踊りよろしくドラムに合わせて身体を動かします。生活の中から生まれた音楽。大地と、生命の力強さに思いを馳せた2時間でした。