スケール練習帳
手作りのスケール練習帳が完成しました。生徒さんに音階を教えるのに活用していきたいと思います^^
うちの教室では、割と早い段階でスケールの練習に入ります。
退屈な練習には違いないのですが、これだけはゴリ押し(^^;
どうしてかというと、楽典の本には必ず、スケールが何ページにも渡って載っているのですね。それで、初心者がいきなりその一覧を見ると、そこでもう分からなくなってしまうんです。しかし音階はかけ算九九と同じで、これが頭に入っていないと音楽理論が学べない。ですから割愛できない。必ず載っています。
早い段階から弾き慣れておけば、そこは飛ばして先に行けます。将来、生徒さんが興味を持って楽典の本を勉強しようと思ったときに、いきなり専門書を見ても基礎がないと???で終わってしまう。でも早いうちから自然に覚えていれば、スイスイ進めるでしょう。
大人になっても音楽を楽しんでもらうのが当教室の目標です。 だいたい中学入学のタイミングでやめる子が多いのですが、その後も自分で独学を続けられるようなお土産を何か持たせて送り出したい。それがソルフェージュだと考えています。
将来バンドをやるにせよ、吹奏楽部に入るにせよ、役に立ちそうなものを選ぶようにしています。ピアノを独習する場合でも、ただ楽譜を見て音を再現するだけでなく、曲の中身を理解して弾くには音楽の基礎が必要です。 まだ試行錯誤の段階ですが、最終的には簡単な楽典の本が読んで分かるというところを目指してやっています。
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