鬼の穴いつも通る山道の脇に、人が一人入れるくらいの小さい穴があります。 昔の防空壕だったとか。 娘はそれを「鬼の穴」と呼んでいて、夜になると鬼が寝に戻ってくると信じています。側を通る時はいつも、神妙な面持ちなのが可笑しい。 ずっと覗き込んでいる時もあります。 ...
葉っぱの雨娘と山道を歩いていたら、落ち葉が雨のよう に降っていました。陽の光を反射して、黄金色に輝いています。 こういう時、つい「わあ、きれいね」と言ってしまいそうになりますが、 言わない方が良いんだそうです。 子どもが自分で何かを感じる前に「きれいねー、雨みたいねー」などと親の感性...